バイセル Tech Blog

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オンラインイベントで役立つアンケート作成のスキル

こちらは バイセルテクノロジーズ Advent Calendar 2021 の12日目の記事です。

前日の記事は飯間さんの Redis Pub/Sub でお手軽にお知らせ配信機能を実装する でした。

こんにちは。CTO室のなおとです。

CTO室ではエンジニアリング組織に関する様々な活動をしていますが、その中で勉強会などのイベントを企画して開催することがあります。

ただ、イベントをオンラインで開催する際はオフラインと比較すると参加者の反応や空気感、熱量といったものを感じることが難しいため、イベント後にそのまま振り返りをしても情報量が足りずに今ひとつな結論にしかならないことが多くなると思います。

そのためGoogle フォームでアンケートを作成し、参加者からフィードバックを得ることはとても重要になります。今回は自分がアンケートを作成する際に気をつけているポイントを紹介しようと思います。

アンケートによって成果の可視化し、フィードバックを得る

アンケートが重要な理由は、成果を可視化することと、フィードバックを得ることの2つです。

例えば、勉強会など発表準備や当日参加にも時間を費やす企画を実施した場合、発表した資料や参加者からのコメントを成果とすることもできると思いますが、アンケートという形で可視化をすることで参加者の満足度や学んだこと等を集めてイベントの成果の解像度をより高めることができます。それによって投資対効果の判断もしやすくなると思います。

また、イベントに対する改善点などのフィードバックもアンケートで集めることで、次回以降に開催する際に参考にすることができます。イベント企画を他人から引き継ぐ、もしくは他人に引き継ぐ場合もアンケートがあれば次の方向性を決めるのが容易になります。

いわゆるイベント以外にも定例やプロジェクトの振り返りなどもアンケートフォームを活用することで成果を可視化し、今後の方針を決めるためのフィードバックを得ることができます。

バイセルでは月次で各部の成果や知見を共有するエンジニアの定例をオンラインで開催していますが、アンケートによって参加者からのフィードバック集めて、発表の内容から会議そのもののブラッシュアップにも役立てています。

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アンケートの目的

説明欄にアンケートの目的を書く

アンケートを作る際に一番大切なことは、アンケートの目的を設定することです。

アンケートの目的は基本的には前述の通りイベントの成果とフィードバックの獲得がですが、それを具体的な言葉でアンケートの説明欄に書くことで回答者に期待を伝えることができます。これを書くか書かないかによって個人的にはアンケートの回答率や回答の内容のボリュームも変わってくると感じています。

また、アンケートの各項目も目的から考えることで自然と決まってきます。目的を設定する前に項目から考えると収拾がつかなくなったり、集計をしてからどのように評価をしてよいのかわからなくなる項目が出てきてしまいます。

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アンケートの構造

定量評価と定性評価の両方を測る

「満足度を5段階の数値で教えてください」などはよく使われる指標だと思いますが、この定量評価だけでは理由や要因がわかりません。一方、「感想を教えてください」などの定性評価だけではそれがどれくらい影響があるのかがわかりません。

そのため、基本的には測りたい観点に対して定量評価と定性評価の両方を設定をします。

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定量評価と定性評価

回答の期日を設定する

アンケートの回答の期日を設定することで、期日の前後でリマインドをしたり、その際にその時点での回答率を共有することによって回答を促すことができます。

また、アンケートの回答率は常に100%になるとは限らないため、可能な範囲でリマインドをした上で期日を過ぎた場合には速やかにアンケートの分析や企画の振り返りのアクションに移ることになります。

期日を設定しないと、リマインドをすることにためらいが生じて回答率が伸び悩んだり、分析や振り返りといった次のアクションに移るタイミングも難しくなります。

アンケートの結果を共有する

アンケートで扱う情報や記名式なのか匿名式なのかにもよりますが、アンケートの結果やそれを基に実施した振り返りの結果資料は公開することを意識しています。

企画の成果を共有するという点やフィードバックを受けた課題に対する打ち手の方針を共有する点の他に、回答した方に自身の意見とは別の意見もあるということを知ってもらいたいという意図もあります。

その際、アンケートの公開範囲は事前に決めておき、説明欄に記載をして回答者も事前に認識した上で回答してもらうことが重要です。

事前の説明無しに記名式での回答をそのまま公開するようなことはしてはいけません。

アンケートを通じてフィードバックをすることが当たり前の文化を作る

ここまでアンケートを作る際に気をつけているポイントを紹介してきました。

アンケート作成はスキルなので、機会がある毎にアンケートを作成をしてスキルを向上させましょう。

このように1つ1つ丁寧にアンケートを作成し回答をしてもらうことを繰り返すことで、メンバーには自分の意見を発信して適切なフィードバックをすることが当たり前になってもらいたいという願いもあります。それが組織の透明性や、ボトムアップによってより良い環境を創っていくことに繋がると信じています。

今回書いた内容と重なる点もありますがGoogleが公開している re:Work 従業員アンケートを実施する はとても参考になります。

最後に、バイセルではエンジニアリング組織の課題に向き合う仲間を募集しています。 hrmos.co

明日の バイセルテクノロジーズ Advent Calendar 2021 は渡辺さんの「バイセルの買取現場を支えるシステムと今後の方針」です。お楽しみに。